2026年2月22日日曜日

日弁連交通事故相談センター 示談あっせん 利用体験談 その3――加害者の対応

加害者の方は若いサラリーマンでした。

もし高齢者だったら、あわててアクセルとブレーキを踏み間違え、転んだ私をひいていた可能性もあると思うので、相手が若い方だったのは不幸中の幸いだったかもしれません。

車が私にぶつかった瞬間、すぐにブレーキを踏み、車から出てきて「すみません」「大丈夫ですか」と声をかけてくれました。警察にもすぐ連絡してくれました。

救急車も呼ぼうとしてくれたのですが、すぐに起き上がることができましたし、骨折などはしていない感じだったので、大丈夫ですと言って断りました。

警察とのやりとりが終わったあと、私の実家まで車で送ってくれました。事故を起こした車に、しかも加害者の運転で乗るというのは、あとから考えるとどうなんだろうと思いましたが、そのときは頭がまともに働いていなかったこともあり、言われるがままに乗ってしまいました。

実家に着くと、両親にもきちんと謝罪してくれました。翌日には手土産を持ってあらためて謝罪に来てくれました。お見舞金を渡されることはありませんでしたが、交通事故の加害者としてやるべきことはちゃんとやろうという姿勢が見えて好感が持てました。

その後もちょくちょく体調を気にかけて電話をくれました。怪我がだいぶ良くなった頃、こちらから「もう電話をくださらなくて大丈夫です」と言いました。

警察で事情聴取を受けるとき、加害者への処罰(刑事罰)を望むか訊かれるので、被害者に対して誠実に対応するというのはとても大事だと思いました。私の場合は「望みません」と答えました(それでも違反点数の減点などは免れないようですが)。

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