2年に一度、区の乳がん検診を受けるようになってから、10年くらい経つかな。
今年初めて「局所的非対称性陰影」で「要精密検査」(カテゴリー3:良性、しかし悪性を否定できない)となってしまいました。
でも、区の検診には「偽陽性」が多いことを知っていたので、それほどあわてることはなし。
がん情報サービスの「がん検診の実績」を見て、私が計算したところでは――
・乳がん検診を受けた人の中で要精密検査になる人……8.6%
・要精密検査になった人の中で本当に乳がんだった人……3.2%
・実際に精密検査を受けた人の中で本当に乳がんだった人……4.03%
乳がん検診を受けると、1割くらいの人がひっかかりますが、その中で本当にがんの人はごくわずか。
今日、念のため精密検査(マンモグラフィとエコー)を受けたところ、やはり私も「異常なし」でした。
あわてなかったと言っても、やはり結果が分かるまでの数日はなんだか落ちつかなかったので、精密検査を受けるなら、さっさと受けちゃったほうが、ドキドキする時間が短くていいかも。
あと、どうせ受けるなら、ちゃんと医師がエコーをしてくれて、あやしいときは細胞診や針生検をやってくれるところを探したほうがいいように思います。
ちなみに、ベルーガクリニックの掲示板(2016/12/9)には、医師が以下のように書いています。
(局所的非対称陰影は)一応精密検査対象になってますが、私はこの所見で精密検査をする必要性が解りません。この所見で乳がんを見た事がないし、良性疾患すら殆どありません。
早期発見による過剰診断もこわいけど、それ以上に手遅れがこわいから、やっぱり検診は今後も受けようと思います。今回の教訓を活かし、来年からは毎年クリニックで検診を受けるつもりです。
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